たくさんのネイルスクールがある中で、どのスクールを選べばいいのかわからない…という方いませんか?
目的や目標により選ぶべきスクールが変わります。
いろいろな形態のスクールの特徴を知って、自分に合ったネイルスクールを選んでみてくださいね♩
二つの協会と、ネイルスクール
国内のネイル産業に深く関わりがある協会が2つあります。それを知っていると、ネイルスクールを選ぶときに役立ちます。
中でも日本ネイリスト協会には『認定校制度』があり、たくさんのネイルスクールの中からJNAの基準により「認定校」を定めています。
ネイルスクールは「JNA認定校かそうでないか」に分けることが出来ます。
INAには現在、認定校制度はありません。
自分がJNA認定校を選ぶべきなのかどうか、それはあなたの目標によりかわります。
JNAとINAにそれぞれ資格試験があり、あなたが何を目標にするのかによりおすすめのネイルスクールが違ってきます。
ネイリスト協会(JNA)認定校
「JNA認定校」とは、JNAが定めるカリキュラムや教育者の配置、設備などの基準を満たしたネイルスクール・ネイル専門学校のことです。
ネイリスト協会(JNA)が独自に定めた基準を満たしているのが「JNA認定校」です。
国で定められている基準ではなく、JNA独自の基準です。JNA認定校で学ばなければネイリストと名乗ることが出来ない、というわけではありません。
JNA認定校で学ぶメリットももちろんあります。内容だけでなく、一定の基準を満たしている設備であるという安心感があります。
※授業の行われ方・質が必ずしもあなたに合ったものとは限らないので下調べが必要です。
認定校の条件を知っておくと、ネイルスクール選びの参考になります。「JNA認定校」に登録されるためにはたくさんの条件があります。わかりやすいものをいくつか紹介するので参考にしてみてくださいね。
- 認定校申請時に2年以上の教育実績がある、生徒の受験実績と合格実績があること
- 3級相当のカリキュラムの履修時間が40時間以上あること、期限が6か月~1年以内であること
- 1~3級相当のカリキュラムの履修時間が240時間以上あること、期限が1年~2年以内であること
- 理論(座学)のカリキュラムが10時間以上あること
- 教材がJNA指定のテキストであること
- 教育専用の教室(6坪以上)があること
- 黒板またはホワイトボードが設置してあること
- 消毒設備や器材を備えていること
- 防災設備を備えていること
- JNA本部認定講師が1名以上いること
- 会社であること
法律の遵守等の細かい条件が他にもありますが、生徒に直接影響がありそうな特徴は上の通りです。
上にあげた条件を見ていると例えばこのようなことがわかります。
3級は難易度の低い試験ですが、3級レベルのカリキュラムでも40時間以上受講しなければなりません。※3級に合格することだけが目標なら40時間も要らないことがほとんどです。
座学のカリキュラムも10時間あります。家で勉強すれば十分なのです。
3級だけが目的で、それ以上の資格を求めない場合。趣味の延長で3級だけ挑戦してみたいという場合。そんなときは認定校を選ぶメリットがあまりないと言えます。金額も多くかかってしまいますよね。
240時間以上しっかりプロフェッショナルの技術を学びたい!と言う場合は良いのですが、あなたの目標が仮に3級合格だけなら「JNA認定校」は大規模すぎるネイルスクールになってしまいます。
ネイルスクールを決める際には自分の目標をしっかり思い浮かべることが大切です。
どのスクールも見学を受け付けているはずなので、候補にあがったスクールは自分の目で確認してから決めることが大事です。
ネイリスト協会(JNA)非認定校
JNA非認定校は、簡単にいうと上記の認定校の申請をしていないネイルスクールです。
条件を満たしているけど敢えて認定校の申請をしない場合や、認定されたいけれど条件を満たしていない、審査に通らないというスクールも含まれます。
JNA認定校じゃないスクールの中身を把握するには、HPなどをしっかり読み、スクール見学をしたり色々質問をしてみて把握していくしかありません。
認定校の条件を確認してみて、自分が重要だと思う条件についてどうなっているのか、気になるネイルスクールに問い合わせしてみることをオススメします。
認定校申請をするためには、条件を満たすことももちろんですが入会金や年会費が多くかかります。認定校にするメリットはもちろんありますが、1~2人で運営している小規模ネイルスクールでは「認定校申請」がデメリットになることもあります。
ちなみに、申請時に5万円、入会金10万円、年会費12万円、審査に通ると登録料25万円がかかります。
そもそも会社として運営していない小規模ネイルスクールは認定校の申請をすることが出来ません。質の良い指導をしている小規模ネイルスクールも沢山あります。
認定校、非認定校のどちらがいいのかなぁ…と悩んだら、
「JNA認定校じゃないからダメ」なのではなく、そのスクールの特徴・カリキュラム・講師・指導の質などをしっかり下調べしてから判断することが大切です。
ネイル業界で役立つ資格いろいろ
つぎに、どのような資格があるのか見ていきます。
自分が必要な資格がどれなのか、初めはわからないと思います。
どのような方にオススメの資格かを私なりに解説しています。自分がなりたいネイリスト像がどのようなものかを思い浮かべて参考にしてみてくださいね♩
JNECネイリスト技能検定試験
まず一番認知度の高い資格から紹介しますね。
一般に「ネイリスト検定」と呼ばれている資格試験です。
2008年12月までJNAが運営していた試験事業がJNEC(日本ネイリスト検定試験センター)に譲渡され、現在もJNECが運営しています。※「ジェネック」と読みます
ネイリスト検定は2018年12月の時点で80万人が受験しているポピュラーな資格試験です。合格者は約48万人と、ネイル関連の検定試験の中では最も多く、歴史もあります。
ネイルサロンで働く際には考慮される資格でもありますね。ネイルサロンの求人を見てみると、「2級以上所持の人優遇」というサロンも多いです。
この試験は1~3級までの3段階があり、それぞれ試験の内容や審査基準は異なります。
一番よく知られている資格なので、ほとんどのネイルスクールでは試験対策が開講されていると思います。試験に関する情報も多く、受験しやすいです。試験の内容は、サロンワークに直結しているとは言い難い内容もあると思います。(私の主観です…)
- 3級…初心者レベルのネイルケア・カラー・アート
- 2級…脱初心者レベルのネイルケア・カラー・リペア・アート
- 1級…アクリルスカルプチュア・アート
内容はこんな感じです。ネイルサロンに就職したいな、と考えている人は2級以上を取得すると良いでしょう。
ところで、「検定を持っていてもサロンワークで役に立たない」といった意見を目にすることがあります。
でも、合格するために一定以上の知識と技術が必要なことは間違いありません。『サロンワークに直結することばかりではなくても、持っている知識や技術が無駄になることは絶対にない』です!
2級相当の知識と技術が、最低限必要なスキルであって、さらに仕事にするならば、それ以上の勉強や練習が必要です。
たとえ求人で「検定不要」となっていて2級を受験しないにしても、2級相当の知識と技術を身に着けるべきだと思います。
JNAジェルネイル技能検定試験
こちらは、日本ネイリスト協会(JNA)が主催するジェルネイルに特化した検定試験です。
初級・中級・上級の三段階があります。
ネイリスト検定のJNECとは別にJNAが運営する試験ではあるのですが、各級連動しています。
ネイリスト検定3級を取得していると、ジェルネイル検定初級ではネイルケアの項目が免除される、といった風に試験の内容がかわります。
詳しくはJNAのサイトを確認してみてくださいね。
最近はどこのネイルサロンもジェルネイルが主流です。ジェルネイル検定は、試験の内容も割とサロンワークに直結する内容が含まれています。
ネイルサロンの求人募集条件にジェルネイル検定の所持、が書いていなくても中級以上を取っておくことはオススメです。
「中級を持っています」と言われたら、基本的なジェルの仕組みや手順を理解しているんだろう、と感じます。
中級を持っていて(中級相当の技術を持っていて)初めて、ネイリストのスタート地点かな?と思います。
ネイルの仕事をしたいな、という場合はジェルネイル検定の中級程度の技術を持っていることが一つの目安になると思います。
※初級はジェルの基礎を練習しますし必須なのですが、合格基準がとても甘いので初級だけでは不十分デス…
INAネイルスペシャリスト検定試験
こちらはインターナショナルネイルアソシエーション(INA)が主催している検定試験です。
JNAやJNECよりも知名度が低いのですが、内容を確認するとJNAの試験よりも難しく、よりサロンワークスタイルに近い試験です。
衛生管理に厳しくチェックされる技術の内容も豊富です。
級によりマシンの使用が必要になること等、JNAとはまた違う特徴があります。
A級、SA級、PA/AA/AAA級、といったように級の呼び方も違います。
JNECのネイリスト検定試験が課題のカラーに「パールホワイト」を導入するよりずっと以前からINAの試験では「パールホワイト」が採用されていました。昔から、難易度が高い試験だったのです。
協会の認知度や影響力があまり高くないことから、この試験を受験する人はあまり多くありません。就職の際にも、最近ではもしかしたらサロン側の人がこの試験を知らないこともあるかもしれませんね。
なので、この試験を受験するかどうか考える際には、あなたが就職したいサロンがあるならまず採用条件を確認して、優遇されるようなら受験を考えると良いでしょう。
特に優遇されないようなら、急いで受験しなくてもよいと思います。
なんせ、INAの試験対策をしているネイルスクールがまだまだ少ないです。(かくいう私も今はまだ対応出来ません…(T-T))
ちなみに…この試験の最上級であるAAA級を持っていると聞いたら、「しっかりした知識や技術を持っているネイリストさんだな」と私は感じます!自宅サロン開業が目標の方などは、ポピュラーなJNECの資格を取得してさらにINAのAAA級に合格すれば、確かな強みになるはずです。
優遇しているサロンが少ないだけで受験者数も少ないのです。試験の内容を見れば、とても意味のある資格試験です。
INAジェルネイル検定試験
こちらもINAが主催するジェルに特化した試験です。
1~3級まであり、1級は長さだし(スカルプ)をしてフレンチカラーを施すという、サロンワークに直結した内容です。INAの試験の特徴として、試験の合間に審査を挟みます。スカルプが終わった時点で審査をしてもらってから、次の工程にうつります。
このように各級で、合間に審査が行われ、細かいチェックがされます。
ネイルスペシャリスト検定と同じく、衛生管理にかなり気を配らなければならないし、私の主観ですがJNAジェルネイル検定よりも難易度が高いです。
知名度が低いのでやっぱり受験者数はあまり多くはありません。JNAのジェルネイル検定を優遇するサロンが多く、INAジェル検定の試験対策を行っているスクールも少ないです。
試験を受けるならば、INA対策を行っているスクールを探すか、またはINAでも試験対策セミナーを行っているのでそちらを利用する方法もあります。
番外編:JNA認定講師資格試験
JNECネイリスト検定試験1級を取得してから1年以上経過しないと受験できない、1級のもう一つ上になる資格試験です。
認定講師になると、ネイリスト協会(JNA)の活動に貢献することもお仕事に加わります。各種検定試験の試験官やイベントの実行委員として参加することになります。私も検定試験の試験官として、活動しています。
上にあげた4種類の資格試験についてはどんなスクールで学んでも受験資格があります。極端な話、独学でも受験することは可能です。
ですがこのJNA認定講師資格試験については受験資格が細かく定められています。
- 1級取得から1年以上経過
- 実務経験があること
- JNA個人正会員であること
- 二十歳以上
- 協会発展に尽力できること
- JNA認定校卒業、またはJNA認定校で規定の20時間受講済みであること
- ネイルサロン衛生管理士取得
- JNAジェルネイル検定上級取得
- 授与式に出席できる
- 日本語でコミュニケーションが出来る
- 過去3年間にJNA主催の全日本ネイリスト選手権出場している
このような受験条件になっています。
JNA主催の認定講師試験なので当たり前なのですが、認定講師試験を考えている人はJNAに深く関わる必要があります。
ジェルネイル検定もJNA主催の上級を取得しなければなりません。
そしてもう一つ、認定講師試験だけは「JNA認定校」での受講が必須という点。
認定校を卒業していること、または、認定校以外で学んだ人はJNAが定める20時間の実技授業を認定校で受講しなければなりません。
初めから認定講師資格を目指してネイルスクールに入学する人は、「認定校であること」を条件にしても良いですね。
認定講師を目指していない人は、指導内容に不足がないなら必ずしも認定校でなくても良いのです。
ただ、教えている講師が検定試験に関わりのある講師であるとか、授業の内容が自分の目標に合ったものであるか等はきちんと見極めなければいけません。
そして、初めに説明したように認定校には一定の条件がありました。例えば「240時間以上の受講」をしなければ1級相当のカリキュラムを修了できません。
それがあなたにとって、長すぎる期間と見るかゆっくりじっくりでちょうど良いと見るか。時間数が多い分金額も多くかかります。あなたの予算に見合っているか、自分の状況を加味して選ぶことが大切です。お金と時間をただかければ自動的に上手になることが保証されているものではなく、あなたの意思が必要不可欠です!
次に、JNA認定校、非認定校以外にも、ネイルスクールを規模別に分類して説明するのでそちらを見ていきましょう♪
ネイルスクールの規模による分類
講師1名につき一度に何人の生徒を指導するのか。それによって規模を分類することができます。
大規模、少人数、マンツーマンと3種類です。それぞれに、JNA認定校である場合と、そうでない場合があります。
大規模スクール
一度に大人数に対して授業を行うのはほとんどが大手のスクールです。
20名の生徒に対し、講師は1人以上配置しなければならないのがJNA認定校です。JNA認定校であれば生徒が多くなれば講師も複数名つくことになります。
認定校でない場合は先生1人につき20人以上の生徒がいることもあるかもしれませんが、認定校でないならば規定違反ということは特にありません。
こういった大規模なスクールでは相モデルというやり方で、生徒がお互いに手を貸し合って練習します。
[st-mybox title=”こんな人にオススメ” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]
- 同じ目標をもつネイル友達が欲しい人
- 他人の技術を見て勉強したい人(相モデル)
- 大人数でも大丈夫な人(質問もできる)
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[st-mybox title=”こんな人にはオススメしない” fontawesome=”fa-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#ef9a9a” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]
- 大人数のなかで質問等するのが苦手
- そもそも大人数が苦手
- 若い人が多い場合に、居づらさを感じそうな人
[/st-mybox]
最後の、若い人が多い場合に居づらさを感じそうな人というのは、具体的にはすでに社会人で転職を狙っている場合などです。
周りに年下の子が多いと、それだけで委縮してしまう、というタイプの方にはオススメではありません。ただし、年齢層などを見学や質問で確認してみることも大切です。
ささいなわからない事柄をその場で質問出来ないと、解決が遅れてしまいますよね。聞けばその場で解決することも多いので、持ち越していたら勿体ないです。
どんどん質問出来て、ぐいぐい解決していくタイプの人。大勢でわいわい勉強していきたい人に向いています。
※とは言え見学や体験はスクール決めの際必須ですよ~!
中規模スクール・少人数制
一度に2~5名程度の少人数制のスクールもあります。
大人数よりは講師の目が行き届き、質問もしやすい場合が多いです。
人の技術も見てみたいし、とは言え大勢は苦手…という人にぴったりです。
講師が自分に付きっきりになってくれるということはないけれど、合間を見て質問はしやすい環境かと思います。
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- 同じ目標を持つネイル友達が欲しい人
- 大勢すぎるのは苦手だけど人の技術も見たい人
- 1人だと不安だけど数人いたら安心できそうな人
[/st-mybox]
少人数といっても、スクールにより指導方法は異なります。相モデルじゃなくトレーニングハンドでの指導かもしれないし、モデルさんを自分で手配して連れていくスクールもありますね。
下調べすることが大切です。気になるスクールには問い合わせをして疑問をなくしておきましょう。
[st-mybox title=”こんな人にはオススメしない” fontawesome=”fa-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#ef9a9a” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]
- 他人がいると集中できない人
- 大勢でワイワイやりたい人
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私自身の話になりますが、私は大人数が苦手です。そして、転職組だったので最短で資格を取得したくて大人数のスクールは検討していませんでした。
せめて5~6人ならいいかなぁ、と私自身がネイルスクールを探していたときには少人数制も視野にいれて探していました。
当時(15年前くらい)はスクールも今よりずっと少なく、選択肢が限られていました。
現在はたくさんの少人数制スクールがあり、選択肢に恵まれていると思います♩逆に色々選択肢がありすぎて迷ってしまう場合も…。
マンツーマン制スクール
最後は、講師と生徒が1対1のマンツーマン制です。
ちなみに私のスクールもマンツーマン制で行っています♩(宣伝…)
私自身はマンツーマン制のネイルスクールを卒業していまして、自分には向いていたと思っていますがこれにも向き不向きがあります。
講師が自分だけを見てくれるので、技術の向上が速いのが特徴です。
一方で、ずっと見られているので緊張感がありそれに耐えられない…という人には向かないかもしれません。
[st-mybox title=”こんな人にオススメ” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]
- 講師を独り占めしたい人
- 最短で技術を伸ばしたい人
- 練習量に自信がある人(練習不足がすぐばれてしまうので)
- 1人のほうが集中できるという人
[/st-mybox]
[st-mybox title=”こんな人にはオススメしない” fontawesome=”fa-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#ef9a9a” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]
- スクール内で友達を作りたい人
- 見られると緊張してしまう人
- そもそも1対1が苦手な人
[/st-mybox]
やっぱり、マンツーマン制はしっかり見てもらえて生徒に沿った指導が可能です。その人のペースだけに合わせることが出来るので、質問もしやすいと思います。
その場でわからないことを解決できるのはもちろん、直すべきところをすぐに見つけてもらいやすいのが特徴です。
短期集中したい人にはおすすめです。
でも!講師に見られていることで逆に集中できないタイプの人は毎回の授業がしんどくなってしまうかもしれません。講師はあなたしか見る人がいないので、当たり前なのですが…もちろん視線は常にあなたに向きます!
特にマンツーマンスクールは講師との相性が全てを左右するといっても過言ではありません…。かならず見学や相談にいって確かめてから決めましょう。
マンツーマンだからといって、ビシバシ厳しい指導かというとそれだけではありません。
初めから、目標や希望のペースを伝えておけばそれに沿って対応してくれるでしょう。対応可能かはスクールによるかもしれませんが、マイペースなレッスンを希望される方には私は希望通りにしています。
私はマンツーマン制の認定校を卒業しました。とても良かったし毎回集中力はハンパなかったし後悔はないのですが、ネイルスクール内での知人は一人もいなかったので、それだけがデメリットだったかなぁと当時は思っていました。
卒業後すぐ就職したので、職場でネイル仲間はすぐにできます。だから特にその後困ったことはありません。でもスクール時代の仲間というのが居ません。
ちなみに、仕事をするようになってからも常に勉強・研究・練習が必要な世界です。だからネイルスクールを卒業したあとでセミナー等で仲間が出来ることも多いですよ♩
仲間が欲しい!という思いがある人は参考にしてみてくださいね。
結局どうやって選べばよいのか?のまとめ
いろいろな形態のネイルスクールについて紹介してきました。
どうやって選べばよいのか少しは参考になりましたでしょうか?
まとめますね♩
[st-step step_no=”1″]自分の目標を再確認![/st-step]
- どの資格を目指すのか
- ネイルサロンで働きたい>>>求められている資格は何かチェック!
- 自宅サロン開業>>>目標を相談して応えてくれるかどうか
- 趣味の範囲内での資格取得>>>効率よく資格が取れる短期コースなど
[st-step step_no=”2″]自分に合ったスクールの規模をチェック![/st-step]
- 大人数が合っているか、少人数、マンツーマンが合っているか見極める
- それぞれのメリット・デメリットを理解する
[st-step step_no=”3″]通える範囲をピックアップ[/st-step]
- 通える距離内にあるスクールに見学・問い合わせしてみる
- 「自分の目標はこれ」だと相談してみてその回答により判断する
見学や相談・問い合わせでの回答は重要です。
回答がおざなりだと、やっぱり指導もそれなりかなと思うのです。
沢山の生徒を抱えていれば仕方のないことかもしれません。スクールにとっては大勢の中の一人かもしれません。
だけど、あなたにとっては人生を変える一歩になるかもしれませんよね。聞きたいことはしっかり聞いておいたほうが良いのです。
直接講師が問い合わせに応じてくれるかはスクールにより異なると思いますが、疑問点を残したまま入学すると後悔します。
違うスクールで学んでいたけどなんかしっくり行かずやめてしまった…という人を何人も見ています。お金も時間も無駄にしてしまうことがないよう、自分の目でしっかり見て確かめて、合ったスクールを選べるようお祈りしています♩
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